太陽光発電・井戸ポンプを設置しました 


 2005年7月18日、埼玉県小川町の農家で太陽光発電を利用した井戸ポンプを設置しました。これは、同町の「NPOふうど」が主催する自然エネルギー学校の一環として、行ったものです。当日は18名の参加者とともに、夏の日ざしの中、ワイワイと取り付けました。

システムの主要な機器は以下の通りです。
機 器 名
型 番
仕 様
太陽電池 GT172-NFC 110W×2並列、35.0V 、3.15A 単結晶
コントローラ SS10L-234V 充放電制御、24V、10A
インバータ FI-S1003 サイン波20HZ、1kw、DC24V-AC100V
バッテリー 512-85A 85Ah×2直列、完全メンテナンスフリー
ポンプ WT-P200S 単相100V、200Wインバ−タ−ポンプ、30リットル/分

 井戸は、昔ながらの堀抜きで、手押しポンプがついています。水面は地下3m程度と、浅井戸です。以前はこの水を家と畑の散水に利用していました。しかし、ポンプが無くなってから今まで、市水を利用していたのですが、水道代が非常に大きくなってしまいました。このたび家を新築するにあたり、この井戸水を再度利用したいと、太陽電池を利用してのポンプ導入に踏み切られました。
 太陽電池は土蔵の瓦屋根に取り付けました。生徒さんも二名、勇気を奮い起こして、はしごを登り、取付に参加しました。
 このシステムによる一日平均の使用可能時間は、70分で、吸上げ水量は2.1トンです。もし、太陽電池からの電力の供給が止まった時にも、電力会社からの電力に、手動で切り替える事が出来ます。
 ポンプは、太陽光発電では相性のいい機器です。というのも、利用時間が短いからです。色々なタイプのポンプがあるので、みなさんも、チャレンジしてみませんか?
 

トップへ戻る